> 第02回 エクラボ対談

Vol.02

第02回 エクラボ対談

カーブポートシグマIII

★カーポートといえば、トステムのカーブポートシグマ£強度やデザイン、どれをとっても外れの無い★カーポートのスタンダード。≫今回はそんなカーブポートシグマ誕生秘話から機能的な屋根材まで、カーブポートシグマの魅力を余すことなくご説明します♪

インタビューと解説

チャネル事業部長
加島 雅子

トステム株式会社
エクステリア事業部エクステリア商品企画部

渡辺 和彦

加島:
渡辺さん、お久しぶりです!
渡辺:
1年ぶりくらい…?もっとですかね〜
加島:
そうですね。そして、このエクラボの更新もお久しぶり…になってしまいました…
渡辺:
私の登場はいつか、いつかと思ってしまいましたよ(笑)カーブポートシグマIII も、新登場してから三か月がたちましたね。
加島:
そう、今回の対談のテーマは、カーブポートシグマIIIなのです!カーポートのスタンダード・カーブポートシグマIII!
渡辺:
カーブポートシグマIIもバージョンアップを重ねてIIIになりました。
加島:
つい三か月前に新登場したばかりなので、渡辺さんがその性能について、語りたくってうずうずされてるのはわかるのですが(笑)まずお聞きしたかったのは… シグマ の由来なのです。カーブポートシグマテールポートシグマレグナスポートシグマレガーナポートシグマ・・・トステムさんのカーポートの基本ラインは、全部 「シグマ」 ですよね。
渡辺:
シグマの由来ですか?ギリシャ語の18番目の「σ」、数学的には「Σ」総和を意味する称号で、カーポートシリーズにおいてあらゆるタイプ、デザイン、収まり、 そして豊富なサイズ、屋根材バリエーションといった、目的に対して全てが揃えられるカーポートの総和となるシリーズとしてネーミングしました。けっこう気に入っているんですけどね!
加島:
なるほど、かっこいい!!…のですが、実は新人さんの研修のときにちょっと難易度高いんですよね。シグマシグマ!と頭がごっちゃになっちゃうんです。シグマシリーズ、総おさらいをお願いできますでしょうか。
渡辺:
はりきっていきますよ!ではシグマシリーズにはどんなタイプのカーポートがあるのか、ここであらためておさらいしてみます。
■ 最もスタンダードなアール屋根片支持タイプのカーブポートシグマ
■ 兄弟機種で屋根が直線タイプのレークポートシグマこの2商品が今回リニューアルされました。

あっ忘れてました。 従兄弟のような自転車置き場の
カーブパークシグマレークパークシグマもリニューアルしてました。
ちなみに、カーポートに関しては○○ポート、 自転車置き場に関しては○○パークといったネーミングにしてます。
加島:
あ、新人さんにはそうやってサイクルポートの説明をすればよかったんですね。
渡辺:

トステムのカーポート

そして、まだまだ続きますよ。

■ サイドスクリーン一体フォルムで雨や雪の吹き込みを防ぐ袖付き屋根タイプのテールポートシグマ
■ 強風エリアで威力を発揮する高耐風圧カーポートのレグナスポートシグマ
■ 3台駐車仕様のリベルポートシグマ
■ 限られたスペースに設置する時に有効な壁つけタイプのルーフポートシグマ
■ 道路に並列に車を駐車するのに適した逆勾配タイプのレガーナポートシグマ

その他にも、

■ 木目のラッピングを施したカーブポートシグマII木目調
■ 基準法対応のカーブポートシグマIIV

以上がシグマシリーズとしてラインナップしている商品です。 目的、用途に合わせて満足した選択が出来ます。
加島:
どうも有難うございます!! あ、渡辺さん、トステムさんご自慢の逆勾配タイプのカーポート、名前の由来の説明はないのですか(笑)
渡辺:
…それでは。珍しい、支柱に対して逆勾配の屋根を持つ、レガーナポートシグマですが、 そのネーミングは、通常の屋根と 「ながれ」 が逆だから 「れがーな」 です……
加島:
覚えやすい!エクステリア商品のネーミングってダジャレ的なもの、ほんと多いですよね(笑)
渡辺:
インパクトがあり、覚えて頂きやすく、分かりやすいのが一番ですからね!
加島:
種類も豊富!サイズも豊富!購入する立場としては嬉しいのですが、しかし、「いざ!」となると、とっても迷うのも事実。このエクラボのコンセプト、渡辺さんご存じですか?!
渡辺:
もちろんです。エクステリアをもっと身近に。エクステリアにまつわる疑問点なんかも解消できるようなお役にたてるサイトですよね。ということで、豊富なサイズバリエーションにおいてサイズ選びのポイントですよね。
加島:
そうです!家族会議の資料となるようなアドバイスをぜひ!
渡辺:
奥行きに関しては車の全長+300〜500mmが安全性、点検などを考慮した目安です。小型車(キューブ、ヴィッツ、フィット)中型車(カローラ、プリウス、スカイライン)であれば50サイズ、大型車(クラウン、フーガ、アルファード)であれば57サイズ、間口に関しては、小型車:24、中型車:27、大型車:30がおおよそのイメージ、柱の高さに関しては、普通車で標準、ミニバンでロング23といいたいところですが、使い勝手等を考えると普通車でもロング23がよろしいかと思います。
加島:
もちろん、あくまでも目安ではありますが、とっても参考になります!あとは敷地や躯体とのとりあい、はたまた将来的にお車を買い替えるのか、保有台数が増えることがあるのか…そのあたりもじっくり考慮して頂き、サイズ決定!というわけですね。
渡辺:
屋根材の品揃えにおいては、一般ポリカーボネートにおいて3色ありますが好みの色をチョイスしてください。 個人的にはシャイングレーの本体にクリアマットがすっきりした色合いで、お勧めです。
加島:
最近、その組み合わせ人気です!ポリカーボネートは、ブルースモーク・クリアマット・ブラウンの設定ですよね。ブルースモークは定番色。汚れが目立ちにくいのが利点かな。クリアマットはたとえば、掃き出し窓近くにカーポートを設置される場合なんかにもお勧めですよね。カーポートを建てることで、当然、日光を少なからず遮断してくれるわけなのですが、窓からの採光量が減ってしまうのは、お部屋が暗くなってしまうこともありますので、そういったとき、クリアマットをご検討頂くことが多いですね。ブラウンは、それらの中間といったところでしょうか。カーポートを設置されるけれど、あまり囲い・囲いされたくないときにお勧めです。
渡辺:
機能重視で選択するなら、社内温度上昇を抑える、「熱線吸収ポリカーボネート」、さらに防汚機能が付いた「熱線吸収アクアポリカーボネート」。これは他社には無く当社オリジナルとなっております。
加島:
これは、ぜひお近くにショールームなどあればご体感頂きたいですよね!全然違うんですよ。熱線吸収ポリカーボネートの屋根下に立った時の体感温度が!
渡辺:
そうなんですよ。それではさらに欲張って、熱線吸収アクアポリカーボネートはいかがですか?
加島:
そうですね〜、これ、お客様目線でお話してしまいますね。だって、そういうサイトですもの、止めないで(笑)確かに威力はあるのです。これまた、ショールームに行って頂くとわかるんです。ポリカの屋根と熱線吸収アクアの屋根が並んでいると、一目瞭然にわかるくらい、その効果はすごいです。でも、ほら、普通は1つだけですよねカーポートを設置するのって。そのとき、ご自身のお家についてるカーポートしか見られない場合、熱線吸収アクアをすごく実感できる!となるかは、個人差がありそうだなぁ とは思います。あと、この特性を活かせる設置条件かどうか!これ、結構重要かな と思います。「日光があたる」 「雨があたる」 この2つの条件がそろえば、汚れが付着⇒日光で固まり⇒雨で流す。というメカニズムで熱線吸収アクアの威力が発揮できるんですよね。
渡辺:
はいそのとおりです。ぜひショールームで試してみて欲しいですね。
加島:
あとひとつ。熱線吸収アクア は、そのブランド証明のため小さなシールがついてます。もしかして、気になる方いらっしゃるかもしれませんね。
渡辺:
う〜ん、そうかもしれないですね。
加島:
あっ。話がどんどんふくらんで、いつまでたってもマイナーチェンジの魅力について、語ってもらえないですね。
渡辺:
そろそろですね。今回のモデルチェンジに関するお話にうつりましょう!今回の開発ポイントを一言でいうと、ズバリ強度品質アップ。耐風圧強度を従来の34m/sから38m/sにアップしました。
加島:
それ、ちょっと不思議なんですよね。あんまり見た目がかわったように見えないのですが…
渡辺:
強度アップの工夫点として努力が隠されてるんですよ!1. 柱の肉厚を厚くし、強度をUP2. 母屋固定フィンを厚くし、フィンのちぎれを防止 3. アーチカバー取り付けネジ改良で屋根パネル保持力をUPなどがあげられます。さらに補強オプションをプラスすることで、46m/sにアップします。これは予報用語で「非常に強い風」(しっかりと身体を確保しないと転倒する風)に対応出来る強度となります。どうです?!ご安心頂けるでしょう?
加島:
なるほど!カーポートにとって、強度の問題は一番大切ですからね。具体的にどこがかわったのかを、知ることができれば安心します。そういえば、積雪の強度の説明もお願いします。II から表記がかわっててびっくりしちゃいましたよ。私、カタログ開いた瞬間、「トステムさん間違ってる!盛大な誤植!」と思って、カタログ部の方にお電話しちゃいましたよ。
渡辺:
(笑)そうですよね。積雪強度表示の件ですが、「シグマIIのときに30cmだったのに、シグマIIIでは20cm・・・・強度ダウン?」そう思われますよね。実力はいっしょですよ!変わってません! 表記をJIS規格にあわせて20cmとしてるのですよ、今回のカタログでは。当社試験で30cmの確認済みですが、たまたまJIS規格には30cmの区分がないんですよ。(20cm、50cm、100cm) なので、しかたなく「積雪20cm」という表記に統一してるんです。
加島:
JISかぁ。そうですね、規格はあわせた方が分かりやすい、選びやすいですもんね。
渡辺:
そうですね。規格はデリケートな問題ですが、お客様にとって分かりやすい事が一番ですから、統一に踏み切りました。
加島:
そういえば、カタログが見やすくなりました!これもとても有難いです。
渡辺:
そう言ってもらえると、うれしいですね。カタログ作りは商品を造るのと同じくらい苦労しますから。
加島:
最近、エクステリアメーカーさんのカタログ、おしゃれですよね。
渡辺:
このままでは、加島さんのお好きなマルチスクエアにまで波及しそうですね。
加島:
そう!おしゃれなカーポートといえば、マルチスクエアですよね。
渡辺:
やっぱりそうきましたか(笑)それはまた次の機会にしましょうよ。
加島:
もう収拾つかなくなりますもんね。なんだか、カーブポートシグマ?について、たくさんお話をお伺いできてないような、そんな気がしないでもないですが、でも、カーポート選びのご参考になればなぁ・・・と願っています。
渡辺:
そうですね。たくさんの種類のカーポートをそろえてますので、ぜひ、じっくりとご検討頂きたいです。
加島:
なにせ、「シグマ」シリーズは、カーポートの総和ですもんね! きっと、ご満足いただけるお好みにあったカーポートが、あるはず!渡辺さん、今日は有難うございました。
渡辺:
いえいえ、こちらこそ。少しでもお客様のお役に立てれば嬉しいです! 次は、マルチスクエア対談ですかね。
加島:
そうですね(笑)また、お待ちしています。

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